定跡は「読んで知る」だけでは指せるようになりません。棋譜蔵の定跡トレーニングは、自分の棋譜を教材にして、手を動かして覚えるための機能です。
自分の棋譜が教材になる
棋譜蔵では、定跡を特別なデータとして別に用意する必要はありません。覚えたい手順の棋譜を入れたフォルダを「定跡」としてマークすれば、そのフォルダの棋譜がそのまま練習の教材になります。棋書を並べた棋譜でも、自分の研究手順でも構いません。
3 つの練習形式
- 手順をなぞる — 定跡どおりの手を最初から最後まで指してなぞり、流れを体に入れます。
- 途中局面から — 序盤を飛ばして、要所の局面から指し継ぎます。
- 次の一手 — 1 局面 1 問で、正しい手を当てます。
同じ定跡でも、形式を変えて繰り返すと記憶に残りやすくなります。
間違えた局面は、間隔をあけて復習
間違えた局面は苦手問題として自動でたまります。正解するたびに次に出題される日が先へ延びていく仕組み(間隔反復)で、状態は「未習得 → 学習中 → 定着」と進みます。忘れたころにちょうど出てくるので、効率よく定着させられます。
定跡チェックで答え合わせ
いま開いている棋譜が、定跡にどこまで従っているかを 1 手ずつ突き合わせることもできます。「どこで定跡を外れたか」がはっきりするので、実戦の棋譜を定跡と照らして復習できます。
進め方
- 覚えたい手順の棋譜を 1 つのフォルダにまとめ、定跡としてマークする。
- まずは「手順をなぞる」で全体の流れをつかむ。
- 慣れたら「次の一手」で要所を確認する。
- 間違えた局面は苦手問題で、間隔をあけて繰り返す。
知識を「指せる手」に変えるのが目的です。まずは得意戦法の定跡を 1 つ、フォルダにまとめてマークするところから始めてください。